フィフティーンボールはベーシックゲームに「的球の番号による点数制」を設けて行うゲームです。

勝ち負けの決め方

ポケットした的球の番号を点数として計算し、二人でプレーする場合は先に61点を超えた人が勝ちです。三人以上でプレーする場合は最高得点者が勝ちです。

ゲームの流れ

  1. バンキングやくじ引き、じゃんけんなどで打順を決めます。
  2. ラックを使用して15個の的球をセットします。15番を手前側の頂点にセットします。残りの的球の配置は自由です。
  3. ブレイクショットをします。頂点の15番に手球が当たらなかったときはプレーヤーを交代して再ブレイクします。
    また、ブレイク時に一つもポケットできなかったとき、手球と2個以上の的球がどのクッションにも届かなかった時はファールとなります。順番が回ってきたプレーヤーは「そのままプレー継続」、「ラックを組み直して自分がブレイク」「ラックを組み直して相手が再ブレイク」のどれかを選択できます。
  4. ブレイクショット後に狙う的球の順番は自由です。ただし、的球の番号がそのまま点数としてカウントされるため、積極的にストライプボールを狙うことも重要です。
  5. ポケットできない(ミス)、ファールをする、手球がポケットに入ってしまう(スクラッチ)の場合は打順を交代します。
  6. ファールがあった場合、得点から3点が減点されます。このゲームの場合は手球フリーにはならずその位置から次のショットを撞きます。
    ファール時にポケットに入った的球はフットスポットにアップします。
    スクラッチの場合は打順を交代してブレイクエリア内の好きな位置に手球を置きブレイクエリア外の的球を狙ってプレーを再開します。
  7. 先に61点に到達したプレーヤーが勝者となります。三人以上でプレーする場合はすべての的球がポケットされた時点での最高得点者が勝ちです。

ゲームのポイント

的球はどれを狙っても良いルールなので、無理のない範囲で得点の大きいストライプボールから確実にポケットしましょう。

ラックのセット