ラスト3ボール・実践編(的球が近接)

ラスト3ボール・実践編(的球が近接)

落ち着いて手球を動かしましょう

 実践的なラスト3ボール攻略、今回は7番、8番、9番が近接している場面の紹介します。

的球が近接しているため、手球を撞く際の力加減がポイントになります。
強く撞きすぎると手球が動きすぎてしまう、弱く撞くと的球をポケット出来ないミスが起こるため、撞く力加減と手球の移動量を意識しましょう。

まずはイメージを作ります

それぞれの的球に対して最も近いポケットに入れることが出来る手球の位置をイメージしましょう。

基本的には図のような感じで狙っていきます。

7番を取りましょう

手球フリーの状態から7番を狙います。
7番を取った後、8番を取りやすくするためには下図の目標地点(黒枠ゾーン)に手球を動かす必要があります。

この際、7番をとった後に危険地点(赤枠ゾーン)に手球が来てしまうと8番は取りやすくなるのですが、そのあとの9番が難しくなるので、「目標地点(黒枠ゾーン)から8番を取り、手球が9番を取れる位置に動かす」ことを意識しましょう。

特に初心者の方は「7番を取ってから8番を取る」ことに気を取られて、7番ポケットの後に手球を危険地点に送ってしまいがちです。

気になる方は練習を兼ねて8番、9番を図の位置にセットして、黒枠ゾーン、赤枠ゾーンのそれぞれから狙ってみましょう。

8番を取りましょう

7番を取った後は8番を狙います。

黒枠ゾーンから8番を取るときは、「手玉が8番にヒット→短クッションにあたり目標地点(黄色枠ゾーン)に入るのが理想です。

このとき、8番をポケットすることだけに気を取られると、手球が短クッション付近で止まってしまいます。
また、目標地点(黄色枠ゾーン)に手球を運ぶことを意識しすぎて強いショットになると、今度は目標地点(黄色枠ゾーン)をオーバーして台の中央付近まで手球が進みすぎてしまいます。

ラストは9番、確実に取りましょう

最後は9番です。
8番を取ったあとに短クッションから目標地点(黄色枠ゾーン)に運ばれた手球で9番を取ります。

落ち着いてコーナーポケットに入れたら勝利です!

ショットの強弱がポイントです

今回は7番、8番、9番が近接する状態での攻略方法を解説しました。

特に7番を取った後の8番をどう取るか、その際の手球の位置がポイントになります。

的球が近接しているパターンではショットの力加減も大切です。理想位置に手球が進むように練習しましょう。